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生田緑地「川崎市 岡本太郎美術館」に行ってわかった、芸術は爆発だ

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先日、川崎市にある生田緑地を散策してきました♪( 生田緑地がすごい!家族もカップルも楽しめる究極のお出かけスポットだった

その時に見つけたのが、「岡本太郎美術館」

岡本太郎美術館

岡本太郎って大阪万博で使われた『太陽の塔』は知っているけれど、あまり詳しくないんだよなぁーなんて思いつつも、せっかくだから入ってみることにしました。

ということで今回は、『川崎市 岡本太郎美術館』をレポート!

目次

生田緑地『岡本太郎美術館』に行ってみた

生田緑地

「岡本太郎美術館」があるのは川崎市多摩区の生田緑地の中です。

生田緑地は簡単に言うと”大きな公園”。

中には美術館をはじめ、古民家を展示する日本民家園や、川崎市唯一のプラネタリウムの宙と緑の科学館があります。

https://mawarimichi-life.com/nihon-minkaen

https://mawarimichi-life.com/planetarium-kawasaki

美術館が川崎市にある理由は?

世界的に有名な芸術家の岡本太郎さん。

そんな方の美術館がなぜ川崎市にあるのかというと、1つ目の理由が岡本太郎さんの出身地が川崎市だったこと。

そして2つ目が、“一般の人が見られるために”と主要作品のほとんどを売らず手元に残していて、その寄贈先として生まれ育った川崎市を選んだことが美術館創立のキッカケとなったとのこと。

現在、美術館では岡本太郎さんから寄贈された作品約1800点を見ることができます。

また、この美術館以外にも、岡本太郎さんが自宅兼アトリエとして使用していた建物に作品を展示した「岡本太郎記念館(東京青山)」もあるそう。

緑の公園を抜けると、美術館の入り口が

美術館は生田緑地の東口から約10分ほど歩いた場所

緑がたくさんで、のんびりお散歩するにはぴったり

水が流れる石段。階段や坂道もあるので、お年寄りやベビーカーの方は気を付けてお越しくださいませ~

緑いっぱいの公園を進むと、美術館の入り口が見えてきます。

広場や科学館付近は子どもが大勢いて賑やかだったんですが、美術館の前は落ち着いた大人の雰囲気。

有料エリアは基本的に撮影ができないので、行ってからのお楽しみ♪ということで、ここからは屋外エリアの展示品やミュージアムショップの様子を少し紹介します!

初めての岡本太郎ワールドへ

無料エリア「光庭」

エントランスホールから「光庭」とよばれるエリアへ。

無料エリアにもかかわらず、いくつかの作品が置かれていました♪

▼中央にあるのが「手の椅子」という名前の作品(名前が見たままだw)

岡本太郎さんの作品は原色を使ったポップなものが多いですよね。

▼おなじみ「太陽の塔」と「午後の日」

ちなみに顔出しパネルになっているので記念写真も撮れます(笑)

この「午後の日」という作品もよく見かけますよね!岡本太郎さんの墓碑にもなっているそうですよ。

▼過去行なわれた展覧会のポスター

▼岡本太郎さんの作品集や著書を集めたコーナー

こちらに置いてある本たちは自由に手に取って読むことができました~。

▼屋外にある美術館のシンボルタワー「母の塔」

川崎市民なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」
「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」
「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」

この3つのイメージを元に創られた作品とのこと。

また、母の塔にはこんな話も…

この塔の正面は、まっすぐに高津区二子の岡本かの子文学碑「誇り」に向けて建てられています。

出典:http://www.taromuseum.jp/useguide/guide1.htm

岡本かの子さんというのは、岡本太郎さんのお母さんです。

かの子さんはかなり自由奔放な母親だったそうで(不倫相手を家に連れてきて家族と同居させるなど色んなエピソードがあるので気になる方はググってください 汗)

そんな母親に対し、岡本太郎さんは愛憎の念を抱いていたらしい(そりゃそーだ)

それでもこの「母の塔」を創り、さらに母親の文学碑に向けて建てたなんて話を聞くと、悲しいような切ないような気持ちで胸がギュッとなってしまいました…。

ガチャガチャも!ミュージアムショップ

美術館にはミュージアムショップも併設されていて、フィギュアやポスターなどを購入することができます。

ポップな商品がたくさん♪

ご本人のフィギュアも売ってます(笑)

ちょっとかわいいかも…?

太陽の塔のフィギュアもありました~

彼のファンなら見てるだけでも楽しくてたまらないショップですね♪

そして、ミュージアムショップで大人気だというガチャガチャ!

私はやらなかったんですが、ガチャガチャの景品は…


まさかのフチ子さんならぬ「コップのフチの太陽の塔」w

美術館に行った記念に一度チャレンジしてみてもいいかも?

岡本太郎ワールド全開な「カフェテリアTARO」

美術館にはカフェも併設されていましたー

全面ガラス張りで、生田緑地の緑や岡本太郎さんの作品を眺めることができるカフェです。

天気がいい日にはテラス席も気持ちよさそう~

出典:http://www.itca-1975.co.jp/taro/index.htm

カフェ内も岡本太郎ワールド全開!

▼メニューの一例

ご飯系のメニューも豊富なので、生田緑地散策のランチとして立ち寄ってもいいですね♪

岡本太郎美術館では芸術が爆発していた

冒頭にも書いたように、私自身あまり岡本太郎さんのことを詳しく知らず、有名な作品はなんとなく見たことがあるなぁというレベルでした。

”芸術はさっぱり”なんていう私でもその独創的な作品は見ていて楽しく、作品が創られた背景を知り時に切なくなったり…。

美術館で作品に触れ、生きてきた軌跡を知ることで、少しだけ岡本太郎さんの魅力がわかったような気がします。

岡本太郎さんは数多くの名言を残されており、そのひとつに

人間として最も強烈に生きる者、
無条件に生命をつき出し爆発する、
その生き方こそが芸術なのだということを強調したい。

という言葉があります。

爆発しながら生き抜いた男の生き様が詰まっている場所…、その一つがこの岡本太郎美術館なのかなーと。

行ってみて良かったです♪

岡本太郎美術館 アクセス|開館時間

生田緑地「岡本太郎美術館」

  • 川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
  • 044-900-9898
  • 開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
  • 公式HP

※最新情報は施設に直接お問い合わせください

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