こんにちは、ずっき(@zukki_ki_)です!
実は私148cmと背が低いんですが、自動二輪の免許を持っているんです。正直言って、免許を取る時はだいぶ苦労しました…。
やっぱり背が低いと足が付かなくて不安定だし、ただ支えるだけでも大変。バイクに乗る上で、背の高さはすごく重要なポイントだと思います。
でも大丈夫!苦労はしましたが、150cm以下の私でも無事に免許をゲットできたので♪
今回の記事は「バイクに興味はあるけど、チビだし足も短いから乗れるか不安…。」という方のために、私が自動二輪免許を取得したときの話をまとめました。
技術面ではなく主にメンタル面でのエピソード中心ですが、バイク免許を取りたい小さめ女性の背中を少しでも押せたら幸いです◎
大きなバイクに憧れたキッカケは一人旅で出会ったお姉さんライダー
まず初めに、私がバイクの免許を取りたいと思ったキッカケのようなものを。
もともと私は学生の頃から原付には毎日乗っていました。でもその時は大きいバイクに乗りたいなんて全く思わなかったんです。そんな私の考えを180度変えるキッカケになったのが、一人旅で北海道に出かけたときのことでした。
大きなバイクで旅をするお姉さんがめちゃくちゃ格好良かった
原付で北海道 富良野を走りまわっていた私。ある観光地で同じく一人旅をしているであろうお姉さんに写真を撮ってほしいと頼まれます。
特に会話をしたとかそういうのはなかったんですが、そのお姉さんが大きいバイクに乗って走り去っていったんです。
その姿がめちゃくちゃ格好良くて格好良くて、ある意味一目ぼれのような状態に。「原付なんて恥ずかしい…、私ももっと大きいバイクで北海道を走りたい!」と目標ができた瞬間ですね。
思い立ったらすぐ行動!というわけで、北海道から帰った一週間後には教習所へ申し込みに。自動二輪の免許取得に挑むことになりました。
これが私が自動二輪の免許を取ろうと思ったキッカケです◎
教習所に入校!それは波乱の幕開けだった…
「これで私も大きなバイクに乗れる!」とワクワクしながら、教習所に入校した私。でも冒頭でも書いたように、低身長で免許を取るのはかなり大変だったんです…。
教習所でのエピソード
足の届かなさにびっくりした初日
出典:https://www.bikebros.co.jp(CB400SF)
とうとう迎えた教習初日。教習車はCB400というバイクで、確か各部位の名称や跨り方から教えてもらったと思います。そして一通り説明が終わったあと初めて跨ってみたんですが、もう笑っちゃうくらい足が全然届かないんです…。笑
ギリギリまでバイクを傾けて、何とか片方のつま先が着くか着かないかくらいのレベル。しかも傾けるから全然バランスが取れないし、バイクは重いしでめちゃくちゃ怖いんです。
まぁ体的にハンデがあったら苦労するのは当たり前なんですが、なんとかなるだろって完全に舐めてたんですね…。
さらに私はギアつきのバイクに乗ったこともなければ(原付はスクーターのみ)、車の免許もオートマ限定しか持っていなかったので「クラッチって何?」状態。
そんな何がなんだかわからない感じで、初日の教習を終了。ちなみに初日は3回くらい転びました。笑
あまりに乗れなくて泣いちゃったことも…
初日から転びまくってた私。それでも「免許が欲しい!」という気持ちだけで、なんとか通っていたんです。
そして教習もだいぶ佳境を迎え、確か一本橋の教習をやっていた日のこと。私はその日いつも以上に転びまくってて、たぶん10回くらい転んだんですよね…。
その度に教官がバイクを起こしてくれるんですが、なんと転びすぎてバイクが故障…。エンジンが全くかからない状態になっちゃったんです(白目)
壊れたバイクが車庫にドナドナされる姿をぼんやり見ていることしかできず。…恥ずかしながら教習中に泣いてしまいました(..)
今だったら完全に痛い人なんですが、まぁハタチそこそこだったのでまだセーフかな。。泣き出してしまった私はそのまま別室に連れていかれ、その日の教習は途中離脱となりました。
完全に折れた心を奮い立たせてくれた教官の言葉
別室に連れていかれ、悔しさやら恥ずかしさやらで「もうやめよう」「やっぱり自分には無理だったんだ」って免許を諦める決意をしていた私。
そんな時いつも担当してくれてた教官が私のもとに来て、「最初から乗れる人より、いっぱい失敗した人のほうがどんどん上手くなるんだよ!いつか必ず乗れるようになるから諦めないで」と言葉をかけてくれたんです。
ちなみにその言葉を聞いてまた号泣しましたw
ありがちでシンプルな言葉だけど、心折れた私には本当に響きました。この言葉ってバイクだけじゃなく人生の色んなことに言えるんじゃないかなと思います。
教官の言葉で「また頑張ってみよう」そう思えたのでした。
試験の日 まさかの結果にびっくり!
そして迎えた試験の日。泣いてしまった日から何度もイメージトレーニングを繰り返したり、先輩ライダーに上手く乗るコツを聞いたりして試験までの教習を頑張りました。
そして試験当日は大きい失敗もなく、さらには一度も転ぶことなく無事に終了(!)なんとなんと無事に一発合格でした♪
ちなみに同じ日に試験を受けたのは3人だったんですが、まさかの合格者は私一人だったんです。
下手でもハンデがあっても頑張ったら上手に乗れるようになるんだな~と、改めて教官がかけてくれた言葉の意味を嚙み締めました。諦めなくて本当良かった…。
これが私の免許取得の思い出です◎
とうとう免許ゲット!購入したバイクはこれ
「免許取得のあとはバイクゲットだ」ということで、低身長でも乗れるバイク探しがスタート!
足つきのことを考えるとアメリカンかなーというのは前からあったので、その中でも乗りやすそうなバイクを探します。そして決めたのがこちら。
足つき抜群!ドラッグスター250cc
ヤマハの『ドラッグスター250』!低身長の人でも乗りやすいバイクとして、よくおすすめされている車種です。
私はさらに乗りやすくするため、ハンドルとシートをカスタム。ハンドルの幅が狭くしたことで、体を前のめりにしなくてすみ足がつきやすくなります。シートは極限まで薄いものにしました。
カスタムした結果、より両足がちゃんと地面に着くように。安心して乗れる自分専用のバイクが完成しました♪
ツーリングはやっぱり最高です
大きなバイクで走るのは、やっぱりめちゃくちゃ気持ちいいし楽しいです!
免許を取るまではかなり苦労しましたが、ツーリングへ行く度に「頑張って免許を取ってよかった」と心から思います**
低身長でも免許取得した私から伝えたいこと
なんだか途中まで失敗談ばかりで、逆に「やっぱり免許取るの怖い」と不安にさせてしまってないか心配です…。笑
最後に、これから免許を取る方に向けて”低身長の方が免許を取るためのポイント(?)”をまとめてみました。
バイクの仕組みについて予習をしておこう
原付には乗ったことがあったももの、教習所に通うまでバイクについての知識がほぼほぼ無かった私。慣れないクラッチやブレーキ操作、そこに足が届かない恐さも重なって余計に苦労したんですよね。
なので免許を取るなら、教習所へ通う前にバイクの仕組みについて少しでも予習しておくのがおすすめ。特に今までギア付きのバイクに乗ったことがない方は、絶対にやっておいた方がいいです。
バイクの構造やクラッチの替え方などが事前に分かっているだけで、難しさのハードルはグッと下がると思います。
先輩ライダーに上手く乗るコツを聞いておこう
まわりに先輩ライダーはいますか?
実際に経験している人の話は何よりも勉強になります。もし近くにいるようであれば、上手く乗るコツをどんどん聞いてみてください!
特に教習中は一本橋やスラローム、急制動など色々課題があるので、気を付けるポイントを聞いておくとすごく参考になると思います。
もし誰もいないよーっていう方は、この方のブログが参考になるかも↓
低身長の方がバイクに乗る時に必要な技術を、すごく細かく学べます。
やっぱり一番大切なのは諦めないこと
精神論になってしまって申し訳ないんですが、やっぱり一番大切なのは乗れるまで諦めないことなんじゃないかなと思います。
どれだけ事前に予習してようが、上手く乗るコツを人から教えてもらおうが、大なり小なり苦労するのは間違いありません。でもほとんどの人が苦労しつつも、無事に免許を取得しています。
何度も転んじゃうならバランスを取るにはどうしたら良いのか、手や足が短くて届かないから何かで代用できないか…。色々考えて試して、スムーズに乗れるまで頑張りましょう。
人より背が低くても、諦めなければ必ず乗れるようになるので大丈夫。「バイクに乗りたい」という思いがあるなら、ぜひぜひチャレンジしてみてください♪
この記事を読んでくださった方が、楽しいバイクライフを手に入れられるよう祈っています(^^)/
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