日本一有名なWebライターといっても過言ではないヨッピーさんが書かれた「明日クビになっても大丈夫!」という本を最近読みました。
ヨッピーさんは私が一番尊敬するライター。何を書いても、何をやっても、絶対におもしろいんです
そんなヨッピーさんが書いたこの本は、
- 好きなことを仕事にしよう
- まずは行動しよう
などの言葉が並ぶ、いわゆる自己啓発本だったりします。
そのなかで、Webライターとしてこれだけ成功しているヨッピーさんの言葉だからこそ、グググっと心に響くものがあったので紹介します!
「明日クビになっても大丈夫!」ってどんな本?
まずは、本の内容を簡単に。
ヨッピーさんとは
タイトル:タクシーの中で、酔っ払ったおっさんに手を繋がれながら窓の外を見るキャバ嬢 pic.twitter.com/kIHP1RzTpe
— ヨッピー (@yoppymodel) 2018年11月20日
知らない人に簡単に説明すると「ちょっと頭がおかしい人」とでも言うんでしょうかwとりあえず面白い笑える記事を書くライターさん。
ヨッピーさんが書いた代表的な記事を少し紹介すると
上の2つは完全におふざけ記事ですが、最近は【PCデポ高額解除料問題】のように社会問題に切り込むような記事も書かれています。
(ただの頭がおかしいひとじゃなかった…失礼……。)
本のあらすじ
そんなヨッピーさんが書いたこの本。
前書きで、誰に向けて書いたものなのか記されています。
「将来、どうしようかな」って悩んでる学生、「このままこの仕事を続けていてもいいのかな」と漠然と思っている社会人、「もっと面白い仕事はないか」「本当にやりたいことってなんだっけ」とか、そういう悩みを抱えた人に是非読んでほしいし、そういう人に向けて自分なりに一生懸命書いたつもりだ。
出典:「明日クビになっても大丈夫!」より
将来のことや仕事に対して”モヤモヤ”を抱えている人、めちゃくちゃ多いと思うんですよね。かくいう私もその中の一人です。
この本はそんなモヤモヤを抱えた人達がターゲット。
本の内容は4章で構成されています。
第1章 会社員に向いていないサラリーマン
第2章 趣味をお金に変えよう
第3章 明日クビになっても生き延びる思考法
第4章 逃げるが勝ち!の仕事術
ヨッピーさんのサラリーマン時代の話や、ブログを始めてそれが仕事になった話、副業の勧めや幸せとは何か?まで。
ヨッピーさんらしく思わず笑ってしまう表現もあり、とても読みやすいのもポイント。2時間くらいあれば、サクッと読めちゃいます。
心に響いた言葉たち
ではでは、この本を読んで私の心にググっと響いたポイントを紹介します。
「幸せになるために笑顔でいられる人と過ごす」
シンプルだけど一番心にグッときた言葉。
「幸せになる」という事は「よく笑う」という事とイコールなのかな、と今でも思うわけで、じゃあ、どうしたらたくさん笑えるようになるか。結局のところは「人」なんじゃないか。
出典:「明日クビになっても大丈夫!」より
これは私もすごーーく感じることで…。何をするにもやっぱり「人」というのが1番大事なんです。
仕事は好きじゃないけど、”一緒にいて楽しい人、おもしろい人”と仕事をすると、「仕事好きかも…」なんて思ったりするし(単純)。
どれだけ現状に不満を抱いていようと、日々の暮らしのなかにも心から笑えている瞬間は少なからずあるわけで、そういった瞬間をちょっとずつ積み重ねていくのが「幸せに生きる」ということなのかなと思ったりしました。
それを実現するためにも”心から笑える仲間や家族と一緒にいる時間を増やすことが大切”ということに気づかされた言葉です。
「好きなものを仕事にした方が強い」
好きなものだったら四六時中その事を考えてても苦にならないからね。サラリーマンとして9時から18時までの時間だけその事を考えてるやつと、寝ている時以外ずーっとその事を考えてるやつが戦ったら絶対後者が勝つに決まってる
出典:「明日クビになっても大丈夫!」より
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、嫌々やっているプロと、好きでたまらない素人だったら、素人だってプロに勝てるということ。
ヨッピーさん自身もサラリーマン時代は”営業のプロ”でしたが、趣味である書くことを追求し続けた結果が現在です。
ただし、好きなことでお金を稼ぐまでになるのには、もちろん並々ならぬ努力と情熱が必要。
好きなことを仕事に変えるための方法が次です↓
「会社を辞める?辞めない?もっとマイルドな選択肢がある」
上記で「好きなものを仕事にした方が強い」とヨッピーさんは述べてますが、それと同時に、まずは副業として始めることを勧めています。
「生活の安定」と「自己実現」を両立させる事が「趣味で生きる事」の成功例だと言えるけど、多くの場合、最初からそう上手くいくものではない。なのでサラリーマンとしての収入で「生活の安定」を維持し、もう一方の趣味で「自己実現」を追求すればいい。
出典:「明日クビになっても大丈夫!」より
最近の風潮で、
こういうの多いじゃないですか。もうね…、私この流れ大嫌いw
ダメだったとき誰が責任をとるんだと。煽った人が一生面倒をみてくれるの?と思っちゃう。
だからね、ヨッピーさんの「生活の安定を確保しつつ、好きなものをアウトプットして生産性のある趣味にしていく」という考えに心から共感してしまうんです。
「サラリーマンを辞める」となると圧倒的に自由になるような響きを受けるかもしれないけど、それは大きな勘違いで、実際にはこの「食わなきゃいけない」という強烈なプレッシャーが個人をがんじがらめにする。自由なんてどこにもない。
出典:「明日クビになっても大丈夫!」より
本当の意味での「自由」や「好きなこと」を目指すのなら、”経済的な安心感”は絶対になくてはならないですよね。
お金の不安が生まれた瞬間に、それは本当の自由ではなくなってしまうんだと思います。
最初から好きなことで生活できるほど稼げちゃう人もいるかもしれませんが、そんなのごく一部。
まずは、好きなことお金に変えていく努力をコツコツ積み上げていくしかないんだと。
「好きなことをやる!」「自由に生きる!」となると、会社を辞めるという一択になりがちな世の中。
そんな極端な決断をしなくても、もっとマイルドな選択肢があるよっていうことを、ヨッピーさんが教えてくれるのはすごく大きな意味があります。
会社を辞めても辞めなくても、夢を叶える人はいるしダメになってしまう人もいる。もしダメになってしまったときの保険をかけておくのは、決して臆病者なんかじゃないんです。
まとめ 楽しく幸せに好きなことをして生きるために
冒頭にも書きましたがこの本には「好きなことを仕事にしよう」「まずは行動しよう」という言葉が溢れています。
自己啓発系の本には必ず出てくるワードですが、結果を出しているヨッピーさんの言葉だとより心に響きます。
ヨッピーさんほどの方もこの言葉を使うということは、何かを変えようとするならば「まず行動すること」が絶対に必要なんだろうなと。
当たり前なんだけど、なかなか実際に動き出すって難しい。ヨッピーさんの言葉は、そんな私たちの背中をそっと押してくれます。
「現状を変えたい。けれど動き出せないでいる。」
そんな思いを抱えた方たちに、ぜひ読んでほしい一冊です♪